「ほいゲインちゃん見っけ」
「ちっ」
「あたしから隠れようとしても無駄だよー、ゲインちゃん家ぜんぶ把握してんもん」
「忘れろ」
「叩いたぐらいじゃ忘れなぶふっ！！　それに覚えてなくてもあたしかくれんぼの鬼マジ強いから」
「いつも逃げ隠れる側だから？」
「波紋でね、分かるんよ。波紋探知機」
「ワイン持ち歩いてるんだ」
「そんなの要らないよ。マン汁で波紋感じるから」
「…もっと真面目な使い方をすればいいのに」
「ははっ、真面目に波紋やってたら柱の男たち倒すときにあたしも呼ばれてるってー」
「何歳だ」