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  1. 赤福プラスでスレッドのログや画像を直接ローカルに保存する

    Google Chrome 86+ など FileSystemAccess API をサポートしたブラウザで、かつ https: スキームでふたばを閲覧している場合、スレッドのログおよび画像を直接ローカルへ保存できます。

    ログ・画像いずれの場合も、ユーザーがアクセスを許可したフォルダが読み書きの起点になります。このフォルダは、基本的にユーザーのホーム以下の任意の場所を指定します。ブラウザの実装によっては、既知の場所そのもの(例えば、"C:\Users\[ユーザー名]\Pictures" など)へはセンシティブなデータが置かれる可能性が高いとみなし、FileSystemAccess API によるアクセスを拒否する場合があるかもしれません。その場合、サブフォルダを作成しそこを指定する必要があります。

    FileSystemAccess API において、ユーザーによる許可の効果は意図して短命です。あるタブで出された許可は、そのタブが生きている間のみ有効であり(ただし、許可は同一オリジンを指す他のタブに自動的に伝播します)、タブを閉じると再度ユーザーによる許可が必要になります。これはふたばの画像掲示板を閲覧する際の一般的なユースケースに合わないため、赤福プラスではユーザーによる許可をサマリーページ(futaba.htm 〜 10.htm のこと)で求める動作をします。

    スレッドの保存

    • スレッドを開き、「自動保存」リンクをクリックします

    • サマリーページでファイルアクセスの許可を求められます。いったん許可を出して以降のこのプロセスは、サマリーページを閉じるまでスキップされます。言いかえると、許可をいったん出した後サマリーページを残しておけば「自動保存」リンクのクリックで即保存が行われる状態になります。

    • アクセス許可を得ると、赤福プラスはそれまで読み込んだスレッド、および画像からログを生成し、ローカルのファイルシステムへ保存します。このログはシンプルな html ファイルですが、元画像およびサムネイルを完全に含んでいます。

    • この自動保存機能は、クリックした瞬間のスナップショットログを保存するものではありません。そうではなく、スレッドを自動保存のモードにします。この後で読み込んだ続きのレス、および既に読み込んであるレスに対するそうだねの増加や隔離などの変化は適宜ログに追記されていきます。ログを開くと最新の状態が再現されます。

    • 保存先は設定できます。「保存するスレッドのパス名のテンプレート」の値が、ユーザーがアクセスを許可したフォルダからの相対パスとみなされます。またこのとき、いくつかのマクロが使用できます。これらのマクロは保存時に展開されます。

    画像を「ここに保存」する

    • 画像を保存する場合、保存する場所を決定するための 2 つの選択肢があります。その1つはこの「ここに保存」機能です。

    • この機能は kokoni 拡張のクローンです。

    • 画像に付加される保存リンクをクリックするとメニューが表示されます。このメニューには、ユーザーが指定したフォルダの構成がそのまま再現されます。メニューの項目をクリックすると、そのフォルダに直接画像が保存されます。

    • また、最後に参照した10個のパスがメニューのルートに追加されるので、よく使うパスをすばやく参照することができます。

    • ファイル名は設定できます。『画像、動画などを「ここに保存」する際のファイル名のテンプレート』の値が使用されます。なお、この値にパス部分を書くことはできますが、使用されず捨てられます。使用されるのはファイル名の部分のみです。

    画像を既定の場所に保存する

    • 画像を保存するためのもう 1 つの選択肢は、設定「画像、動画などを保存する際のパス名のテンプレート」が示す値を元にパス名を決定する方法です。メニューの項目「既定の場所に保存」を選択するとこの機能が実行されます。