Opera 12 is landed

Opera 12 がリリースされた。

せっかくなので、64bit 版をインストールしてみた。

32bit から 64bit へ自動的に移行とかはしてくれない。32bit 版をアンインストールして 64bit 版をインストールした(といっても排他的ではなく両方同時に実行可能だと思うけど)。

プロファイルに完全な互換性があるのかは不安だったので、新しいプロファイルを生成させた後、wand.dat とメール関連のファイルだけを元の 32 bit 版から移植した。wand.dat はだいたい以下のような感じの場所にある:
C:\Users\akahuku\AppData\Roaming\Opera\Opera_x86
akahuku とか Opera_x86 とかは適宜自分の環境に置き換えるべし。ふつうは Opera_x86 じゃなくて単に Opera だと思う。
メール関連は Roaming ではなく
C:\Users\akahuku\AppData\Local\Opera\Opera_x86
内の mail ディレクトリに入っている。アカウント情報とかも入っている。したがって単に mail ディレクトリを x64 版側のプロファイルへ移動させれば移行完了。また、Local プロファイルには widgets ディレクトリという extension のデータも入っている。これも x64 版プロファイルへ移動させれば移行できると思うが、未確認。

とりあえずこれで 64bit 版 Opera を起動させ、あとはちまちまと設定しなおす(フォントとか)。それでも Opera Link のおかげでいろいろと手作業での移行も楽になっている。

というわけで 64bit 版 Opera 12.00 で書いているのであるが。とりあえず気付いたところは:

  • 終了時にプロセスが完全に消えるまで何やらゴリゴリとディスクアクセスして、下手すると完全終了まで 30 分くらいかかることがあったのが、今のところすんなり終了するようになった。64bit 化の恩恵なのか、12 で修正されたのか、インストールしたてだからなのかは不明
  • 全体的には速くなってると思う。たぶん
  • Hardware Acceleration が実験的に実装されているが、うちの環境(gforce 9500 GT)では Direct3D バックエンドが有効になるものの、なかなかに不安定。あと、H/A 環境ではフォントのレンダリングが薄味になって見にくい
  • Opera と関係ないのだが、IE9 が何をどうやってもページを互換モードで開く動きをして困っていたのが、32bit Opera をいったんアンインストールしたらそれがなくなった。アンインストールしたと同時にデフォルトのブラウザの切り替えをしたと思うのでそのときにうまい具合に何かが初期化されたのか?
  • スクリプトやら iframe の広告やらがてんこ盛り系のサイトでよく起きていた気がするのだが、ページ遷移の履歴に不明な空履歴が複数入ることがあって、つまり何回も「戻る」を押さないと、本来の遷移元ページに戻れないことがよくあった。それが直っているような気がする

ところで DOM3 Composition Events は……。

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