というわけで、ぼちぼち Firefox 版の赤福プラスが動き始めてきたので常用し始めてみる。まず、Firefox といえばエクステンションでいかようにもできるブラウザということなのだが、逆に言うと素のままで使うのはなかなか厳しいということである。とは言うもののエクステンション漬けになるのも後々困りそうなので、できるだけ最小限のものに絞って入れてみる:
- AdBlock Plus
- Gmail Notifier
- Hide Caption Titlebar Plus
- KeySnail
- TabDeque
- YesScript
- ブックマークを新しいタブで開く
Presto Opera でやっていたようなキーバインドは、その一切を KeySnail で行うようにした。これはこれで奥が深いので keysnail.js の内容はいろいろやってみる必要があるのだけどとりあえずそれはさておき。
現役のブラウザということで、ナウいページでもちゃんと表示できるという安心感はあるのだけど。Presto Opera に比べてブラウザの動作の表も裏も javascript で制御される割合が大きいためなのかどうか、なんというか、Presto Opera に比べて全体的に 1 割〜 2 割増しで動作が緩慢な気がする。レンダリング速度自体は速い。しかしたとえば何がしかのボタンを押してから反応が返ってくるまでの間のようなものは Presto Opera に比べても微妙に鈍くさい。
Presto Opera は javascript の動作速度こそ最前線のブラウザに比べて一歩落ちるものの、レンダリング自体はまだ結構速いし、アプリケーション全体の速度もなかなかチャキチャキしてたんだなあと再認識した。Firefox は全くその逆の特性になっている。
また、数時間使っていると、そのせいなのかあるいは別の理由があるのかレンダリングがかくかくになってしまうことがあるような気がする。かくかくというのはつまり CSS Transition のようにせめて 30fps で安定して再描画してくれないと困るものがコマ送りのようになってしまうのである。なにがトリガーなのかはいまいちわからないがとりあえず適当な間隔で再起動すれば直る…のだけど、これじゃ Presto Opera と変わらない(こっちはこっちでソケットの解放をし忘れるという盛大なバグがあってやっぱり適当な間隔で再起動が必要)。
あとは、IME のハンドリングがまともなのがうれしい。Linux 版の Presto Opera のそれはもう、なんというか、テスターに正拳ぶち込みたくなるくらいめっちゃくちゃのしっちゃかめっちゃかなので……。