いま使っているマシンは Thinkcentre なんとかという、いわゆる一体型 PC なのだが。このマシンを仮に明るい時間にいじっている際は、ディスプレイの輝度はそれなりに上げてほしい。しかし逆に、夜更けにいじっている際は輝度は抑えてほしい。このあたりを賢く調節してくれないだろうか。
というわけで redshift を導入する。~/.config/redshift.conf を以下のような形で適当に書き(経度・緯度は伏せたが、そのとおりの数値を書く)
[redshift]
temp-day=5500K
temp-night=5000K
transition=1
gamma=1.0:0.9:0.9
location-provider=manual
brightness-day=1.0
brightness-night=0.5
[manual]
lat=*
lon=*
これをログイン時に常駐させると、時間帯によってディスプレイの色温度やガンマ値や輝度を適切なものに調整してくれる。すごい。
これを導入する際に、ディスプレイ側の設定が必要になるかもしれない。つまりディスプレイ側で色温度やガンマ値や輝度をハードウェア的に設定できる場合は、それらをデフォルト…というか「なんにも弄らないモード」に戻したり、輝度の場合は最大に設定したりしないといけない。この辺の、ディスプレイ設定のハードウェアとソフトウェアのシームレスかつ密な連携ってどうなっているんだろうか。
* * *
ソースを見てみたら、redshift は色温度・ガンマ値・輝度の3要素を制御できるわけだが、最終的にはすべての要素を掛けあわせたガンマ値にして設定しているようだ。つまりそれぞれ色温度テーブルから求めたガンマ値、R/G/Bに個別に指定できるガンマ値、R/G/B一律に指定するガンマ値という扱いになっている。