Promise and Generator #6

一通り修正が終わって、Selenium による Chrome 上の機能テストも一応クリアした。

一応というのは、800 超の機能テストはカテゴリごとに editing.js とか、insert.js とか分かれているのだが。それらを個別に動かすと 100% パスするものが、全てまとめて通すとぽろぽろと失敗するものがランダムに出てくる。これはなんだろうか。

もうひとつ。以前 Firefox でテストしようとしたところ、geckodriver の機能や、Selenium のサポートなどがまだ熟成されていない感じだった。やたらめったら CPU パワーを消費するし、既存のプロファイルを使用できないし、WebExtensions ベースの拡張を認識してくれないし、要素に対して sendKeys() する機能が未実装だし…など、プロダクトレベルの品質に達しているとはとても言えない状態だった。あれから数ヶ月経ったがどうだろうか。

ということで試してみたところ、
Could not convert 'text' to string
なるエラーが sendKeys() で発生する。うーんまだ実装していないのかな? と調べてみたところ、issue が上がっていた。つまるところ、sendKeys() 自体は実装済みなのだが、Selenium は入力されるべきキー情報を文字の配列の形で送出するのに対し、geckodriver 側は文字列の形で受けることを想定しているという型のミスマッチのようだ。issue 後半に掲載されているクイックパッチの通り直してみたらとりあえず動いた。javascript バインディングの Selenium の場合、スクリプト言語で実装されているおかげでこういう小回りがきくのは嬉しい。

その他、CPU パワーを浪費することもないようで、さすがにいろいろと進歩しているようだ。

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