ctrl-v

vim から拝借してきた機能の一つにプリフィクス付きの文字入力というものがある。

insert/overwrite モード、あるいは ex コマンド入力中に ^V を押すと、次に入力する文字がその文字そのものとして入力される(ただし insert/overwrite モードで ^M、^J を入力した場合のみは enter を入力した場合と同様に改行が行われる)。これはおもにコントロールコードの入力に使用されるのだが、wasavi では ^V に続けて数字、または o/O/x/X/u/U を押した場合はさらに特殊な状態に遷移する。

  • 数字: 最大 3 桁まで入力でき、10 進文字列として評価した値をコードポイントとしてみなした時の対応する文字に変換される
  • o/O: 最大 3 桁まで入力でき、8 進文字列として評価した値をコードポイントとしてみなした時の対応する文字に変換される
  • x/X: 最大 2 桁まで入力でき、16 進文字列として評価した値をコードポイントとしてみなした時の対応する文字に変換される
  • u: 最大 4 桁まで入力でき、16 進文字列として評価した値をコードポイントとしてみなした時の対応する文字に変換される
  • U: 最大 6 桁まで入力でき、16 進文字列として評価した値をコードポイントとしてみなした時の対応する文字に変換される

^VU でのコードポイント入力は Unicode の BMP を超えた先も対応していて、その場合はサロゲートペアが生成される。

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