brushing up the tests #2

とりあえず単に Firefox を起動させることはできたので、次に Opera を起動させてみる。

まず classpath に OperaDriver を追加する:

テストファイルで OperaDriver を参照するために import を追加する:

import com.opera.core.systems.OperaDriver;

とりあえずこれだけでいいはず……と起動してみたら、Opera が起動しない。wiki を見ると現在の OperaDriver は、opera.exe の場所を割と決めうちの場所からしか探さないようだ。うちの Opera は C:\Program Files\Opera\current\opera.exe にいるのであった。

これは前述の wiki に書いてあるとおり、DesiredCapabilities オブジェクトに設定を突っ込めば上書きできるので、そうした。これでとりあえず Opera 自体は起動するようになったが、自動的にリモートデバッガが開いて何かをしようとしているところで接続できない云々というエラーを吐いて終了してしまう。どういうことなの。

ここはどうも勘違いしていたようだ。先の記事で Selenium Server は今回はいらないと書いたが、必要のようだ。Firefox で試したら普通に起動したので惑わされた。selenium-server-standalone-2.25.0.jar をダウンロードして、あらかじめ

$ java -jar selenium-server-standalone-2.25.0.jar

などとしてサーバを起動させておくおく必要がある。ただ、せっかく ant で一本化しているのだからサーバの起動と終了も自動的に行わせたい。そこで
http://wiki.openqa.org/display/SRC/Selenium-RC+and+Continuous+Integration
を参考に build.xml にいろいろ追加した。これで Opera も起動した。

ということで Opera でのテスト準備も整った。次は Chrome で、ChromeDriver は
https://code.google.com/p/chromedriver/downloads/list
からダウンロードしてくるわけなのだが。zip が揃っていてとりあえず最新の持ってくればそれに jar が入ってるのかな? と期待したらなんと zip の中身は chromedriver.exe ファイル 1 つなのであった。うん……!? 何かのインストーラなの?

と思いつつ実行してみるとコマンドプロンプト的ウィンドウが開きサーバ的動作を始めたようなログが出てきた。はあ、Chrome 場合はこれをサーバとして使うのね。Chrome にまつわるエトセトラは
http://code.google.com/p/selenium/wiki/ChromeDriver
にまとまっているが、それによると ChromeDriver は子プロセスでサーバを起動するモード、すでに起動してあるサーバと http でやりとりするモード、そして chrome 専用のサーバを起動させるモードと 3 形態の使い方があるようだ。chromedriver.exe は %PATH% が通っている場所に置くか、webdriver.chrome.driver システムプロパティにパスを書いておく必要がある。

とりあえず chromedriver.exe を使う方法で行ってみる。

というわけで、なんとか 3 ブラウザを起動させるところには達した。build.xml の該当部分はこうなった:































あとはテストの骨組みに注力することになる。

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