見ないといいつつまた地上波テレビチューナーについて。
以前も書いたがこのチューナー(PX-S1UD)、長時間稼動させるととたんに動作が不安定になる。柔らかcasの導入もましになった程度で根本的な解決には至っていない。つまるところ熱にすんごく弱いんじゃないのかしらこのハードウェア。
現状、このチューナーを通してテレビを見るために使っているプログラムはrecdvbというものだ。指定の時間分、あるいは垂れ流し状態で地上波テレビの動画をデコードし、ファイルか、任意のポート(udp)か、あるいはhttpサーバとして振る舞いhttpリクエストの応答として出力することができる。
で、現状はそれをhttpサーバとして常駐させて、vlcからhttp://127.0.0.1:8080/13 みたいな感じのURLで開いて見ているのだが、見終わった後もチューナーは熱いままなのである。もしかしたら見終わった(vlcを閉じた)ということがrecdvbに伝わらないまま、延々デコードして、データは捨てている状態になっているのかもしれない。
ということは、httpサーバとして使用するのではなく、視聴のたびにrecdvbを起動し、見終わったらrecdvbも終了させる方がよいのかもしれない。そういうやり方だとhttpサーバとして動作させる意味もあまりないのでudpで吐き出させる方がいいかな。とりあえずそんな感じの構成にしてみたのでしばらくこれで様子を見たい。
ちなみに、USBデバイスなので自動でサスペンドに入るモードがないのかpowertopで調べてみたが、tunableではないようだ。また、/sys/bus/usb/…/power/controlにautoを書き込んでも自動でサスペンドに入ったりはしないようだ。廉価な製品はそういうものなのかもしれない。