Talk about news #2

PhoneticNews は一種の RSS リーダーと考えることができるが(ただし NHK ニュースに関しては公式サイトが内部的に利用している、限りなく RSS に近い独自形式の XML を利用している)、任意のアドレスのフィードを利用できるわけではないので用途はかなり限定的だ。

なぜフィードを絞っているのかというと、発話の際のトラフィックの問題だ。PhoneticNews は発話データを得るのに VoiceTextAPI を利用している。この API のエンドポイントに文字列を POST すると、それを読み上げた発話の aac データが返ってくる。

この VoiceText へのネットワークアクセスは PhoneticNews をインストールした Chrome がそれぞれ個別に行うため、任意のフィードを登録できるようにすると VoiceText 側の負荷が結構なものになるかもしれないのである。まあ、勝手な想像なのですが。

API のリファレンスには呼び出しに関する回数や頻度の制限などは記述されていないので、どこまで許されるのか実際わからないのであった。うーんお問合せしたほうがいいのかなー。

いずれにしてもできうることを考えると、

  • 各 Chrome から個別に VoiceText にアクセスさせることをやめて、ここのサーバを経由させる。ここのサーバが代理的に VoiceText へのやり取りを行う: ここのサーバへの負荷はどうするのかという話になるが、現状でここのサーバは CloudFlare のお世話になっているのでたぶん負荷の面では大丈夫
  • 発話データを Chrome 自身の tts で生成する: ただし、日本語の発話データは OSX か、Windows10 以降じゃないと取得できない、らしい

あたりになると思う。はてさて。

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