日本語を入力するために mozc を使用しているわけなのだが、これが何だかよく分からないが微妙にヘンなのがすごく気になる。たとえば「〜方が」とか「〜という奴」などと打っても、「方」や「奴」を絶対に変換してくれない。つまり、それらを文節の区切りの開始として扱ってくれない。そして文節を指定しなおしてもそれを絶対に学習してくれない。どうしてなの。ハードコーディングされてるの?
そういうわけなので SKK に乗り換えてしまった。
基本的に特に設定を変えずに使ってるが、ローマ字変換テーブルだけちょっといじった。
$ mkdir -p ~/.config/libskk/rules/default-ex $ cp -R /usr/share/libskk/rules/default/* ~/.config/libskk/rules/default-ex/ $ vim ~/.config/libskk/rules/default-ex/metadata.json $ vim ~/.config/libskk/rules/rom-kana/default.json
--- /usr/share/libskk/rules/default/rom-kana/default.json 2018-04-03 21:32:28.000000000 +0900 +++ /home/akahuku/.config/libskk/rules/default-ex/rom-kana/default.json 2020-01-15 02:37:30.609068213 +0900 @@ -178,11 +178,11 @@ "tyu": ["", "ちゅ" ], "u": ["", "う" ], "vv": ["v", "っ" ], - "va": ["", "う゛ぁ" ], - "ve": ["", "う゛ぇ" ], - "vi": ["", "う゛ぃ" ], - "vo": ["", "う゛ぉ" ], - "vu": ["", "う゛" ], + "va": ["", "ゔぁ" ], + "ve": ["", "ゔぇ" ], + "vi": ["", "ゔぃ" ], + "vo": ["", "ゔぉ" ], + "vu": ["", "ゔ" ], "ww": ["w", "っ" ], "wa": ["", "わ" ], "we": ["", "うぇ" ], @@ -211,6 +211,7 @@ "yo": ["", "よ" ], "yu": ["", "ゆ" ], "zz": ["z", "っ" ], + "z ": ["", " " ], "z,": ["", "‥" ], "z-": ["", "〜" ], "z.": ["", "…" ], @@ -235,8 +236,12 @@ ":": ["", ":" ], ";": ["", ";" ], "?": ["", "?" ], + "!": ["", "!" ], + "~": ["", "〜" ], "[": ["", "「" ], - "]": ["", "」" ] + "]": ["", "」" ], + "(": ["", "(" ], + ")": ["", ")" ] } } }
あとは fcitx を再起動して SKK の設定から新しく作ったルールを選び直す。ただ、SKK の辞書マネージャが明らかにちゃんと動いてないっぽいのが気になる。
まあこの GUI は使わず、タイピング方式は ~/.config/fcitx/skk/rule を、辞書のリストは ~/.config/fcitx/skk/dictionary_list を直接編集すればいいだろう。ちなみに fcitx に設定を再リロードさせるには fcitx-remote -r とすればいい。
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