背景をスケスケにする
mltermで何ができるかは、だいたいmanに書いてあるのでまずはそれを読むべし。それによると、まず –depth というコマンドラインスイッチ及び depth という ~/.mlterm/main に書ける設定項目があり、それによってスクリーンの色深度を指定する。
--depth=value Specify visual depth. (8,16,24,32) If depth is 32, you can enable semi-transparency by specifying opacity as the value of --alpha option or "rgba:RR/GG/BB/AA" as the value of --bg option.
そして、これを32にするとalphaオプションや、背景色に対するアルファ値込みの色指定が有効になるそうだ。
また、これはとは別に–transbg / use_transbgというフラグがあり、これにより疑似透過が有効になるとのこと。疑似って?
ということで mainファイルにいろいろ書き込む方法でやってみると、depthを32にし、bg_colorをrgba:RR/GG/BB/AA 形式で指定すると確かにスケスケになるようだ。一方alpha の効果はなかった。また、use_transbgをいずれの値にしても特に変化はなかった。少しドキュメントとの乖離があるが、これがおま環なのか、あるいはwayland環境だとこういう動作なのかは分からない。
ウィンドウのサイズ、表示位置を指定する
–geometry / geometry というオプションがあり、WIDTHxHEIGHT+LEFT+TOPの形式で指定できる。また、inner_borderというCSSで言うところのpaddingみたいなオプションでウィンドウの端から実際に文字が描写される領域までの間隔をピクセル数を指定できる。なお単純な10進数値の他に\d+,\d+という形式も受け付けて、その場合はそれぞれの数値がいわゆるpaddingLeftとpaddingTopに相当する。
